AIによる資産運用が悲劇を生む予感-後半-

前回は、今までの悲劇と似ているという話をしましたが、どうなるか、私の悲観的な予想を書いてみます。ただし予測ではありません。予想ですから私の個人的感想程度のものですので、あまり真剣に読まないでください。 AIを使った運用っていうと何か目新しい運…

AIによる資産運用が悲劇を生む予感-前半-

AIを使った資産運用サービスやファンドに興味を持つ人が相変わらず多いように思います。営業トークとしては非常に便利なんでしょうが、投資家にメリットがあるかといえば、私はNoと答えます。 もちろん10~20年後には投資家にとって何らかのメリットが出てい…

テクニック本に頼っている人は永遠に失敗する

書店の平積みコーナーには、ビジネススキル、自己啓発、資産運用、趣味、ダイエットなどジャンルを問わず、テクニック本であふれかえっています。少なくとも私が本屋に通うようになったここ三十数年、その傾向は変わっていません。 大して役に立たないこのよ…

「運が悪い」という言葉が、あなたに悪運を・・

前にも書いたかもしれませんが、早期リタイアしてからというもの、友人・知人から相談されることが増えました。会社をリタイアして私に精神的な余裕ができ相談しやすい雰囲気が漂うようになったのかもしれませんし、適度な距離感ができて妙な利害関係が薄ま…

貧困問題の専門家の発想や知識が一番貧困である問題について

ZOZOタウン社長の前澤氏の発言に、貧困層の正義の味方ヅラした方々がお怒りのようです。元となった発言はこちら。 2016年度77億円、2017年度34億円、2018年度70億円(予定)。個人での国内における所得税や住民税などの納税額です。買い物もするけど、税金も…

情報を自分に都合よくしか解釈できない残念な人たち

先日、金融庁からスルガ銀行に対する行政処分が発表されました。腐っても銀行なんだからもう少しまともなのかと思っていましたが、スルガ銀行は救いようのない銀行だったんですね。 かぼちゃの馬車、当事者以外の関係者の皆さん、とんだとばっちりを受けてし…

クラウドファンディングの遅延ラッシュの件

今度はキャッシュフローファイナンスで遅延騒動のようです。今年に入って何社目でしょうか。もう驚きもしなければネタにする気にもなれません。 それにしてもです。まだ金利が上がってきたわけでもなければ融資環境が厳しくなってきたわけでもありません。正…

「ウエルスナビ」には気をつけろ

最近、ウエルスナビというサービスが話題です。投資を始めたいという現役世代の方からも複数質問をいただきました。 なんでも「資産運用の手間を「ゼロ」に~すべてのプロセスを、WealthNaviがあなたに代わって実行します~」ということらしく、投資始めたい…

妻に投資のことを納得してもらうにはどうしたらよいのか?

ここ数日、高熱と腹痛による謎の体調不良で苦しんでおります。酒によるアルコール消毒が足りないからでしょうか。 ということで、他の方のブログタイトルをそのままパクッて手抜きすることにします。お許しくださいませ。 本題に入りますが、私の意見は明確…

銀行は嫌いだが、銀行員には同情する

ここのところ、イケハヤ氏が地銀から融資を受けようとして消耗しちゃった話で盛り上がってます。そんな中、悪乗りした大学教授が銀行に冷やかしで融資相談に行き、けんもほろろに扱かわれ、逆ギレして銀行批判記事を書いています。 読んでみた素直な感想です…

かぼちゃの馬車に見る「感情の損切り」の大切さ

ここ数か月、TwitterやFBを通じてかぼちゃの馬車を購入してしまった人たちと知り合い、情報交換をしてきました。私は不動産投資についてはド素人ですが、一応ファイナンシャルプランナーの端くれですので、少しはお役に立てるようにとメッセージの交換をさせ…

【祝】リーマンショック10周年

今日でリーマンショックから10年が経ちました。金融・不動産市場の暴落により、過剰なリスクをとった投資家が淘汰される一方、混乱のさなか果敢にリスクを取り株式や不動産に投資した人はその後大きな成功を収めました。 リーマンショックとは、準備が整って…

「セルフブランディング」と聞いたら立ち去ろう

最近耳にしなくなりましたが、昨年はずいぶん「資本主義経済は古い。これからは信用経済だ」みたいな話がありました。金銭だけで価値を評価する経済は時代遅れで、自分の信用が価値を生む経済に移行していくんだ、みたいなかっこいいことを言ってましたね。 …

あ~スルガ銀行よ、おまえは不正の宝石箱や~

今日は待ちに待ったスルガ銀行の第三者委員会からの報告書受領日。不動産界隈のみなさまは、パソコンの前で今か今かと15時30分を心待ちにしていたことと思います。 そんなみんなの期待を裏切らない、濃厚な報告書が発表されました。そのページ数、なんと330…

大型台風が発生、TATERUを直撃へ

昨日の日経砲は、超大型台風クラスの破壊力でしたね。主役のTATERUは400円安のストップ安、時価総額は一気に350億円ほど減少しました。 筆頭株主である社長が過半数を所有していますので、一社員の不祥事(なわけないと思いますが)で1日にして180億円近く失っ…

-続-マンションの管理費会計は地雷だらけ

管理組合会計についてもう少し書いておこうと思います。 前回は管理会社からの決算書類がいい加減だということを書きましたが、今日は管理会社がおとなしい管理組合から暴利をむさぼっているという話です。 委託費を払えば、管理会社は管理に関することなら…

マンションの管理費会計は地雷だらけ

無事、総会を終えることができましたので、ストレス発散を兼ねてマンションの管理費会計の問題点について殴り書きしたいと思います。会計のことは興味ないという人は赤字部分だけでもお読みください。 管理組合の理事や監事を経験したことのある人ならご存知…

J-REITの肥溜め化に漂う不動産市場の秋の気配

クソ暑い8月のどさくさに紛れて、今月二つのクソREITの組成が発表されました。 リリースを読むと、賢明な不動産投資家なら決して手を出しそうにない物件をREITにはめ込み、株式投資家に売りさばきますと正直に宣言しているように思えます。 かぼちゃショック…

不動産セールス顔負けの保険販売員

月収300万円が四千円って聞くと●●建託みたいな不動産会社の話かと思ってしまいますが、日本郵政の話でした。 それにしても、知名度も高い大企業で、いったいどんな報酬体系にしたらこんなことが起きるんでしょうか。 男性は全国屈指の営業成績で、月収は約3…

スルガで考える「事故は買い、事件は売り」

スルガ銀行が再び 日経砲の直撃を受け昨日はストップ安を食らいました。すっかり丁半ばくちの様相を呈しています。 先日の不動産セミナーの懇親会でも、スルガ株が話題になりました。このセミナーに参加している方はみなレベルが高いのでスルガスキームを利…

「人生100年時代」に惑わされる人は情弱ビジネスのカモ

マスコミ、金融機関、セミナー屋など不安をあおり、自分の飯の種にしている人たちが世の中にたくさんいます。人の弱みに付け込み、本来の価値よりもはるかに高い商品や法外な手数料を手にする彼らの手法の中には合法的霊感商法とでもいえるような酷いものも…

不動産投資家と株式投資家の違い

昨日は三大都市圏飲み会ツアーの締めくくりとして、不動産投資家のみなさんと酒を酌み交わしました。案の定、二日酔いの朝を迎え、まだ朝食すら食べる気になれず、朝風呂にも入れないのでツラツラと駄文を書いております。 私にとっては不動産投資家のみなさ…

50歳の憂鬱

現在、一週間かけて三大都市圏をツアー中です。諸般の事情により金津園や吉原などのお楽しみはありませんが、かつての同僚との飲み会に始まり、同窓会、各種セミナー&懇親会など、中身が濃く肝臓に負担のかかる毎日を過ごしております。 今回も同世代(アラ…

雲行きが怪しくなってきたスルガ問題-後編-

前編を書いてからずいぶん時間が経ってしまいました。高校野球も始まり夏休みモードになってしまったとか、セミナーや同窓会で全国行脚中などいろいろな言い訳を考えてみましたが、本当のところは、-後編-として書くだけのコメントが思いつかなかっただけ…

水戸大家、シノケン、内藤忍氏 それぞれの出口戦略

8月1日に水戸大家さんがブログで廃業の報告をされました。水戸大家さんのこれまでのビジネスについては、賛否いろいろな声があるでしょうが、ここではその点について評価は止めておきます。 それよりも出口戦略として考えてみたいと思います。今回の決断は金…

マイホームを投資用不動産として考えてみる

私は、マイホームを所有しています。でも、自分の家ではなく、所有するマンションを自分に賃貸しているという位置づけです。 他人に貸して賃料を得るのも、自分が住んで今まで他人に払っていた賃料を節約し自分に払うのも、キャッシュフローで考えれば同じは…

「投信で損失、個人の半数 金融庁調査」から学ぶこと

日経新聞と朝日新聞が釣りタイトルで変な記事を掲載したものだから、一部株式投資家の方がざわついています。 まあ、これをみて条件反射的に「大変だ」と騒ぐ人はタイトルしか読んでいない情弱な人か、これを自分の商売ネタにしようとするセミナー屋の類が大…

マスコミが甘やかすから、リスク不感症になる

「河川氾濫リスクは説明義務なし」、いかにも被害者に寄り添う正義の味方、朝日新聞らしい記事です。 被害者の方には心よりお見舞い申し上げますが、この記事には異議を唱えたいと思います。 記事では、重要事項説明書に関する事実が書かれています。 重要事…

雲行きが怪しくなってきたスルガ問題-前編-

一足早い夏休みモードに入ってしまい更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。でも、もう少し休ませてください。 最近、スルガネタをニュースサイトで見かけることが少なくなっていたので放置状態でしたが、今日久しぶりに気になる記事を見つけました。…

気をつけろ、「AI与信審査」は個人情報収集ツール

フィンテックの中で最近話題になっているのが、AIを使って個人データを分析し、人を格付けするスコアリングサービス。 中国ではスコアリングはもう当たり前で、スコアがないと生活に支障が出るほどに普及しているといわれていますが、日本でも類似サービス…