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「株で勝ちたかったら日経新聞は読む必要ありません」って?!

あるブロガーさんがこんな記事を投稿されていました。なかなか大胆なご意見です。

 日経新聞……というか国内新聞の経済記者は経済や金融、企業会計の教育を受けた専門記者ではないからです(略)
 専門家では無い記者が書いた記事をわざわざ優先的に読む必要はありません。

 確かに経済専門ではない人が記事を書いていることも多いでしょう。国や企業の発表した情報をまとめたものが多いかもしれませんし、浅い分析しかできていない記事も見かけます。

 でも、他の国内紙や雑誌、あまたのネットと比較すると経済、金融、企業に関する情報が豊富なのは事実です。日本語で読める情報収集のツールとしては非常に有効だと思います(正確には他にまともなものがない)。

 国内の官公庁の発表や企業のIR、海外の投資情報サイトをチェックして・・・投資戦略を考えれば良いでしょう。
 専門家という意味では専業の個人投資家の方が余程専門性が高いです。

 本当にそうでしょうか。毎日、数十・数百のサイトを自らチェックするなんて現実的ではありませんし、専門性の高い個人投資家の情報も専門領域が狭すぎたり、情報が古かったり、見解が偏りすぎている場合が多いと思います。情報収集の方法としては、効率の面からも情報の質の面からもお勧めできません。

 私は日経新聞歴35年です。正直、物足りなさを感じたこともありますし購読をやめようと思ったこともあります。でも今思えば、日経新聞なしには投資で成功することはなかったでしょうし、株式投資抜きにして早期リタイアを実現することはなかったでしょう。

 繰り返しになりますが、情報収集のツールと使用すればいいのです。どのように使用するかは読み手次第です。新聞で情報を入手し(これが一番費用対効果がよい!)、興味のあるものは元のソースを確認し、知らないことは本を読んで勉強するなりして、記事を批判的に読むようにすれば十分役に立ちます。

 日経新聞にはもっと質量とも向上することを期待しますし、日経新聞の代わりになりうる媒体が登場してくれることを心より願っていますが、残念ながら短期的には難しいと思います。したがって、やや消極的に「それでも日経新聞は役に立つ」と私は言いたいと思います。

 それよりも、新年早々「経済成長は永遠なのか」という成長否定論を一面に堂々の掲げた朝日新聞こそ読む必要のない(というより読むと害になる)新聞だと思いますが、いかがでしょうか。

 最後に申し上げますが、私は日経の関係者でも回し者ではありません。念のため。