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「年を取るほど不良になろう」という言葉に共感

早期リタイアライフ

 一昔前に「ちょいワルおなじ」なんて言葉がはやりましたね。当時はどちらかというと「いい年をしたおっさんが何言ってるの。みっともない」なんて思ったりもしましたが、いざ自分が50歳を超えてみると・・・これがなかなか魅力的な言葉です。

 リタイアするまでの25年間、会社では真面目で折り目正しいサラリーマンを、また結婚してからは良き夫を続けてきました。それにより(主に)上司と女性からは評価され、居心地良く感じたこともありました。でも一方で、夢を諦めたり、本当の自分を隠し、何かを我慢し続けてきたという側面があることも事実です。

 もちろん、本当にそれでよかった、悔いはないと胸を張れるのであれば理想的な人生だと言い切れるのですが、煩悩の塊のような私には「今のままでは将来後悔するのではないか」という気持ちを払拭することはできません。リタイアしてからの2年間、サラリーマン時代についた垢を洗い流すべく、いろいろな人の話を聞き、本を読み、自分で考えてきた結果、最近ますますその思いが強くなってきました。

 そこで見つけたのが渡辺淳一氏の「年を取るほど不良になろう」という言葉でした。もちろん、法律を無視したり社会に迷惑をかけたりする無法者になるという意味ではありません。会社の、世の中の、家庭の、今まで当たり前と考えてきた規範を疑い、その枠からちょっとはみ出して、他人の目を気にせずに自由に楽しくやりたいことに没頭してみるという生き方を試してみたいのです。

 確かにそういうライフスタイルを提唱する雑誌などもありますが、あれはあれで価値観の押し付けやマーケティング色が強く違和感を感じますので、私には不向きです。結局、自分で答えを探すしかないだろうと思います(今まさに探し始めたばかりです)。これから答えが徐々に見つかるはずです。もし一つも見つからないようであれば、安定した収入を犠牲にしてまでリタイアする価値がなかったことになりますし、たくさんみつかればリタイアした甲斐があったといえるでしょう。どうなるかはわかりませんが、自分でも楽しみになってきました。

 まずは自分の知らない世界を知るというために、二人きりで映画を見に行ったりお酒を飲みに行ける気の合う若い(←重要)女性の友達を探してみようと思います。もちろん不純な目的ではありませんよ。念のため。