会社に無数のルールがあるように、家の中にもルールがある

 昨日はいつもの10倍近い方にお越しいただき驚いています。リタイア後のストレスについて書いたことが影響したのでしょうか?

 せっかくなので家庭内ストレスについて書こうと思います。

 妻から口うるさく文句を言われるのはたまらないので、私は自発的に家事の分担、手伝いをかって出たのですがこれが間違い。とってもストレス。

 自室が散らかっているとか靴の脱ぎ方が悪いと文句を言われるのは慣れていますし、こちらに非がありますから文句を言われる頻度があがっても大したストレスではありませんでした。

 一番ストレスに感じたのは、親切心から手伝っているのに文句を言われることでした。みなさんお気づきでしょうが、会社に無数のルールがあるように、家の中にも無数のルールやお作法があります。(しかも意味不明なルールや無駄なルールが多い。さらには知らない間に変わってしまう!)

 洗濯物の干し方(干すときに使う4種類のハンガーの使い分けなんて理解不能!)、食器を片づける場所(コロコロ変わる!)、調味料を片付ける位置、掃除する部屋の順番や手順、冷蔵庫内の食材の並べ方、水道水とミネラルウォーターの使い分け…これでもかというくらいルールがありました。 

 会社のルールなら文書化されていたり、教えてくれる人がいるわけですが、家庭内のルールはそうはいきません。ルールに沿っていなかったり自分が気に入らないといきなり文句を言ってきます。これは何とも理不尽なものです。

 まあ、理屈がわかればルールも覚えますが、そんなのは半分もありません。どうでもいいじゃんというものから理解不能なものまで、数えればいったいどれだけルールがあるんだとあきれてしまうほどでした。

 さらに厄介なことに妻は自分で決めて自分で何十年やっていますからできて当たり前できない理由がわからないというスタンスです。そりゃあストレスもたまりますって(笑)

 でもこんなことでいちいちケンカしていたら永遠にネタが尽きませんから、最後にはメンツや正論は横において、子供に家事を教えるつもりでお願いしますと頭を下げました。

 そんなこんなでまあ大変でしたが、いろいろできるようになるストレスは軽減されますし、たまには感謝されるようになってきました。こちらの誠意が少しは伝わったのでしょう。あとは、どこまでマスターするかがポイント、全部覚えるのは無理ですから(笑)

 そこまでするなんて情けないという声もあるでしょうが、人生何が起こるかわかりません。妻が倒れてしまったり、男を作って出て行ってしまうかもしれません。突然一人になって何もできずに途方に暮れるさみしい中年にはなりたくないので、男性も家事力を身につけておくべきとおもったのです。

 まずは相手の懐に飛び込んでルールをマスターする、頭の中を切り替え世の中理不尽なルールが存在するものとあきらめる、いきなり自分の正論をぶつけないということを学びました。

 目に見えないルールやお作法にいかに順応するかは家の中だけではありません。町内会でも趣味のサークルでもきっと同じです。そんなときに、今回の経験はきっと役に立つのでないかと思います(きっと家の中が一番大変)。