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ロボットアドバイザーではなくボロアドバイザーでした

 先日「資産運用についてロボアドに相談するのは時期尚早だと思う」という記事を書きましたが、これは間違いだったかもしれません。場合によっては、絶対に近づいてはいけないサービスになってしまうかもしれません。

 いつも拝見しているブロガーさんのこんな記事(SBIファンドロボを利用してみた)を読んで、これはなかなかひどいサービスだと思ったものですから、さっそく私も試してみました。そして予想どおり驚愕の結果が判明いたしましたのでご紹介いたします。

 まずは質問項目と回答です。いつもどおり積極運用になるように回答しています。

1.あなたの年齢をおしえてください。→50代
2.今回の購入資金はどのようなお金ですか?近いものをおしえてください。→「余裕資金」
3.今までに株や投資信託などを購入したことはありますか?→ある
4.投資への関心度で近いものをおしえてください。→ほぼ毎日、株価や為替レートを確認している
5.100万円を1年間投資した場合の利益と損失のイメージです。どのイメージが一番近いですか?
→81万円~133万円(一番ハイリスクハイリターン型を選択)
6.NISA口座での購入を予定していますか?→まだ決めていない
7.投資したい地域を選択→お任せ

  その結果、「三井住友-高成長インド・中型株式ファンド」を勧められました。確かに最近インド株のパフォーマンスは良好ですし、中長期的にも中国に代わる高成長国になる可能性も秘めており、投資先として魅力がないわけではありません。

 でもこれ一本ですか?分散投資とかいう発想がないんですね。投資先も分散させず、株価の変動率の高い新興国ファンドをお勧めしますか。しかも手数料も販売手数料 3.24%、信託報酬 2.0294%程度、信託財産留保額 0.3%とアカン条件がそろってます。

 ロボではなく、「ボロ」ですな、このサービスは。

 AIだ、ロボットだと言葉だけでなにか凄そうだと投資家を惑わして、手数料をぼったくろうとする悪い事例としては最高(?)ですね。こんな使われ方をするのであれば、AI運用やロボットアドバイザーなどに代表されるフィンテック技術は、販売側に悪用されるだけではないかと疑わざるを得ません。

 ということで当面は様子見というよりは、怪しいものには近づかないというスタンスを取りたいと思います。(もちろん、良心的な取り組みをしようとしている金融機関も少数ながらありますので、一縷の望みは捨てずにおきます)

 もし、この記事をご覧になった方の中で「良心的なサービスを知っている」という方がいらっしゃればご一報ください。