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お金を貯めたいなら食洗機などを買ってはいけない・・・かも

雑感

 食洗機の普及率が40%前後に達したそうです。すごい人気ですね。確かに使ってみると便利ですし、家事の手間が軽減されますからメリットを実感できることも多いと思います。

 でも、食洗機は節約に役立つのかといえば大いに疑問です。メーカーが売るための宣伝文句にしているだけで、実際に使ってみると目に見えるほどの節約効果は感じられません。

 カタログには手洗いとの比較で「使用する水が1/7になる」とか「水道光熱費が月5000円安くなる」とか書かれています。でも、これってメーカーが節約効果を最大になるように都合のいい前提条件を設定し計算した結果にすぎません。

 でも洗い物の量や使い方は家庭により千差万別です。また日によっても異なります。それをメーカーに有利な条件と比較して食洗機が有利だと宣伝しているだけです。

 使ってみると分かりますが、汚れによっては予備洗いが必要ですし、量が多いと2度に分けないといけません。逆に少ない場合は1度で済みますが使用する電気や水道量はあまり変わらないので無駄が出ます。また、バカ高い食洗機用洗剤などのランニングコストもカタログでは無視しています。

 それらを考慮すれば、初期費用10~20万円を購入した場合、3年前後でモトを取るということは絶望的といえるでしょう。まあ10年以上使えばモトがとれるかもしれませんが、残念ながらそのころには寿命を迎えてしまいます。結果として節約どころかかえって高くつくことも十分に考えられるということです。(一方でメーカーは確実にもうかります)

 節約商法とでもいえばよいのでしょうか。節約をメリットに掲げてものを売る話は今も昔も健在です。「家賃より安くなるからマンションを購入」「エコカーでガソリン代を節約」「省エネ家電で光熱費を節約」いろいろありますね。

 でも、多くの場合で期待どおりの効果は出ないものです。節約のつもりで家を買ったら逆に生活費が苦しくなったとか、エコカーなのに燃費がカタログの半分だったというのはよくある話です。結局、宣伝文句に踊らされて買わなくてもいい高機能なものを買っているだけかもしれません。これでは生活のQOL向上には役立つかもしれませんが、当初の「節約=お金を貯める」という目的には反してしまいます。

 食洗機だけであればいいのですが、宣伝文句を鵜呑みにして購入してしまう人は、結局、知らないうちにアレコレと節約にはならないものに無駄遣いをしてしまっていることになります。これではお金を貯めることは難しいでしょう。

 カタログスペックなどを無条件に信じないで本当に必要なものなのか、節約になるのかを慎重に検討したうえで購入するかどうかを決定してください。そのような習慣を身に着けることこそが節約・貯蓄につながる大切な行動だと思います。

 誤解のないように付け加えておきますが、私は食洗機否定論者ではありません。我が家には食洗機がありますし、たま~に使っています。時間を節約する、手荒れを防ぐなど生活のQOL向上には役立ちますから。