リタイアライフの友、公立図書館活用のススメ

 私は、リタイア後の住宅を探していた時、「大規模な公立図書館の近く」を譲れない条件の一つに挙げました。不動産会社の担当者はめずらしい条件ですねと不思議そうな顔をされてましたが、実際に公立図書館の近くに住んでみて、この条件は大正解だったと実感しています。 

 図書館を存分に活用できるとアーリーリタイア生活がとても充実したものになります。なんといっても、図書館は知的好奇心や向上心をくすぐってくれる最高の場所です。

 それに、自習室では資格取得や受験のメタに必死に勉強している若者の中に身を置くことになります。ついついたるみがちな自分の気持ちを引き締める効果があります。

 さらに冷暖房完備で静かで、家族からちょっかいをかけられることもなく、テレビやネットの誘惑もありません。勉強するもよし、昼寝(?)するもよし、音楽を聴くもよし、思索にふけるもよしとくれば、もう文句のつけようがありません!

 特に私が利用している中央図書館は比較的新しいので、レストランや売店、飲食ができる休憩スペースなども充実しているため、朝から夜までいてもまったく不便がありません。こんな素敵な場所が(ほぼ)年中無料で使い放題なのです。

 

 近くに大きな公立図書館がない場合でもあきらめる必要はありません。近くに大学はありませんか。多くの大学では、地元の人向けに図書館を開放しています。

 公立図書館と違って”柔らかい”話が満載の雑誌や小説などはありませんが、知識を高めるための専門書には事欠きません。また多くの大学では一定の条件はあるものの自習室も自由に使えます。

 試験シーズンや入試・大学のイベントがある場合には使用できませんが、久しぶりに大学の空気を吸うだけでも遠い学生時代を思い出すことができ楽しいものです。自然豊かな大学の構内を散策し四季の移ろいを感じることもまた楽しです。また、学食で食事をすると自分のころと違っておいしいものが揃っていることに驚くでしょう。さらには耳をそばだてなくても聞こえてくる学生たちの情報交換やお悩み相談はほほえましくもあり懐かしくもあります。大学もまた新鮮な刺激を与えてくれる素晴らしい場所です。

 

 なんといっても公立図書館も(一部の大学を除き)大学図書館も無料で利用できますからコストパフォーマンスも最高です。リタイアするときに引っ越しを予定されている方は、充実した図書館を条件の一つに入れて検討されてはいかがでしょうか。