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「コツコツ投資は報われる」って・・・、私が断言します

株式投資 資産運用 年金

 もちろん、いついかなるときも絶対に報われるとは言わないですよ。でも私は報われましたし、今後もかなりの確率で報われるでしょう。

ということで、前回の続きです。

 

疑問2 コツコツ投資は現実的か? への疑問

 長期的なドルコスト平均法は極めてストイックで経済的に合理的な人間を前提としている。NISAやiDeCoをきっかけに投資を始めた人々が、今後30年同じ銘柄に投資を続けるなんて不可能に近い。

 コツコツ投資って「同じ銘柄に投資を続ける」こととイコールではありません。今は世界に広く分散したインデックスファンドやETFが簡単に買えます。これなら銘柄なんて小さなことは気にしなくてもいいのです。

 それから「ドルコスト平均法は極めてストイックで経済的に合理的な人間を前提」とありますが、逆です。一度積立投資の手続したらあとは何もせず(まあ、年に一度くらいは確認して必要があればリバランスして)あとはほったらかしておけばいいんですよ(というかそれが正解)。 

「高度経済成長が終わった日本では、相場は上がったり下がったりの連続。長期投資が良いなんて幻想だ。長く持ち続ける事ほど辛いものはない」。バブル期に有名証券会社で活躍した70歳代投資家の言葉が重くのしかかる。

 「相場は上がったり下がったりの連続」そのとおり。だからこそコツコツ投資が有利になるのです。 右上がり、右下がりならコツコツ投資の結果はよくありませんが、上下するからこそほったらかしの効果が発揮されるのです。

 それにこの言葉は「バブル期に有名証券会社で活躍した70歳代投資家」のものです。バブル期に有名証券会社ということは事業法人や個人投資家に回転売買を仕向けていた諸悪の根源じゃないですか。
 そこで活躍した人にコツコツ投資・長期投資について聞いたこと自体が間違いです。阪神ファンに巨人の素晴らしさを尋ねるのと同じくらい(いや、それ以上に)的外れです。

 

疑問3 税制優遇は魅力的か? への疑問

 例えば30歳で年収が500万円の場合、年間10万円をiDeCoで積み立て投資すると税金が3割戻って来る。つまり実質7万円の投資となる。仮に運用によるリターンがゼロの場合、60歳時点では7万円が10万円として返ってくる。

 なぜ30年間のリターンをゼロと仮定するのでしょうか。株式投資をまったくしないとしても、定期預金や債券ファンドなどで運用するわけですからリターンをゼロと仮定すること自体が誤りです。

 あと、年収500万円のひとは税金が3割戻ってくるというのも明らかなウソです。給与所得者であれば、10~15%前後です。この記者さん、FPの資格をお持ちのようですが、所得税・住民税の計算方法をご存じないようです。

 さらに「50歳1500万円の場合…」と続きますが、そんな高給取りは世間にはほとんどいません。日経の記者さんはそれくらいもらっているわけですね。ということで浮世離れした方のようです。もうつっこむ気も失せてしまいますね。

 

 釣り見出しといい、つっこみどころ満載のお粗末な中身といい、日経ビジネスさんの新手の炎上商法なのかとうがった見方をしてしまいました。投資系ブログなどでは盛り上がってますが、逆に日経グループのレベルの低さを世間に知らしめたという意味では逆効果だったといわざるを得ません。日経グループ、残念!