えっ、50歳って「もう年・・・」なんですか?!

 40歳を過ぎたころからでしょうか、同世代と集まると「もう年だから・・・」という話が増えてきました。50歳を過ぎるともう大半の友人が口にしています。

 たしかに、サラリーマンとしての先行きが見え、会社からは肩をたたかれる世代となりました。仕事に加え、夫婦、子育て、介護といった家庭内の問題、自分自身の心身の衰えなどを避けることのできない問題が目の前に横たわっています。

 こんな状況に身を置けば、将来の夢を語ることもなくなり、つい目の前の問題に頭を抱え「ハア、俺ももう年だなぁ・・・」とため息の一つも出てしまう気持ちもよくわからなくはありません。みなさんの周りにもそんな人、たくさんいますよね。

 

 ところで、みなさんは「人生時計」って聞いたことありますか?自分の一生を1日にたとえ時刻に換算したものです。人生時計で今の自分の年齢を表示してみるとまったく違った光景が見えるはずです。

 計算しやすくするため、人生を80年として計算してみましょう。40歳の人は、なんとお昼の12時、50歳でもまだ15時です。休日の12時や15時に「もう一日が終わっちゃった」と嘆く人はいるでしょうか?いないですよね。

 自分の人生も同じです。40歳や50歳はまだ一日(一生)のど真ん中なのです。なぜ、「もう年だなぁ・・・」と嘆く必要があるでしょうか。中にはもう一日が終わると嘆く人もいるかもしれませんが、あなたまで同調する必要はありません。

 

 「もう年・・・」と考えてしまうと、現状の不満や不安の原因をそこに求めてしまいます。どうしても後悔が先に立ち、将来が不安になり、諦めモードに入ってしまいがちです。一度、諦めスイッチが入ってしまうと、ますます夢が無くなり悪循環に陥ります。そうなってしまうと、せっかくの人生の後半戦(しかも一番充実しているはずの40~50代)を無為に過ごすことになりかねません。それではあまりにももったいないと思います。

 

 40歳はちょうど12時。朝から全力で仕事を続けてきたのなら集中力も低下し、おなかも減るでしょう。少し休憩をとり、午後(人生の後半戦)の仕事を考え準備する時間。

 50歳は15時。仕事が順調なら、3時のおやつを食べながら、今日は何時に仕事を上がって、あとの時間をどう使おうかと考える時間。

 60歳は18時。待ちに待った定時です。仲間を誘ってアフターシックスを楽しむもよし、自宅で家族とのだんらんを楽しむもよし。今からがお楽しみタイム!時間と健康とお金が許す限り何時までも楽しむ時間。

 

 人生時計という言葉を聞いて、こんな感じに考えていました。私の場合は、会社のリストラとの兼ね合いもあり、15時前に上がる(早期リタイア)することになりましたので、結果としては、プレミアムフライデーのようになりましたが。

 

 確かに50歳になるといろんな問題に直面します。今までできていたことができなくなったりもします。でも、年を取ったからこそできることや楽しめることも多くあります。(私が保証します!)

 プラス面を見るか、マイナス面ばかり見るかは自分で決めることができます。このブログを読んで下さった方の人生時計はまだ午後がはじまったばかりだと思います。夜まではまだまだたっぷりと時間があります。「もう・・」ではなく「まだまだ・・・」だということを忘れないようにしましょう。