【私見】インデックスブロガーはマニアック過ぎる?

 インデックスファンドによる積立投資がずいぶん普及してきました。インデックス投資のブロガーさんがその一翼を担ってきたことは明らかです。

 最近は本を出されたり、勉強会をされたりますます活躍の範囲を広げているブロガーさんもいらっしゃいますし、信者のような熱心ファンも誕生しています。
 それに比例するように、インデックスブロガーに対するネガティブな声も少しずつ増えてきました。アンチが誕生したわけです。これは世の中に広く認められた証拠だと思いますが、非難される側のブロガーさんはどう思っているのでしょうか。

 

 私は信者でもアンチでもありませんが、一部のインデックスブロガーさんにちょっと行き過ぎ感を感じることがあります。

 インデックス系ブロガーさんが啓発してきた内容は、おおむねこんな流れでしょうか。

【1】全世界株式を対象としたインデックスファンドを非課税口座で積立投資しよう
【2】信託報酬が低いノーロード(販売手数料無料)のファンドを選びましょう
【3】一定の規模があり、トラッキングエラーの小さいファンドを選びましょう
【4】隠れコスト(売買手数料、監査費用等)も含めた低コストのファンドを探しましょう
【5】税もコストだから二重課税、三重課税問題にも気を配りましょう

 

 違いを打ち出したいのかもしれませんが、細かく情報を提供しようとして枝葉末節にこだわりマニアックなことを書きすぎている人が出てきたように思えます。
 また、新しいファンドが発売されたり、既存ファンドが信託報酬を改定したり、決算を迎えるためたびに、各社のファンドを詳細に分析してランキングを載せているブロガーさんもたくさんいらっしゃいます。
 ここまで来てしまうとマニア認定されても仕方ありませんね。マニアック過ぎるという批判は(全部ではありませんが)的を射ていると私も思います。 

 

 で、ブロガーさんに提案なのですが、全員に役立つ情報なのか、マニア(超上級者)~初心者向けなのかを明示されてはいかがでしょうか。

 私も含めてマニアックな内容が好きな人もいるわけですが、あまりやりすぎるとこれから始めてみようと思っている初心者の人が「やっぱり難しいから無理!」といってあきらめてしまうような気がしてなりません。それでは本末転倒ですよね。


 ブロガーさんが取り上げている主要な投信会社が発売しているファンドには大差がなくなってきたように思えます。
 運用資産が1000万円を超えるような方やマニアックさがたまらないという方以外は(つまり99%のフツーの投資家)は、年0.1~0.2%のコストの差をあまり気にしなくてもよいと思います。

 

 特にファンドを乗り換えるために証券会社やiDeCoの運用機関をまたぐ必要がある場合や税金がかかってしまう人は、「見えないコスト」の方がはるかに高くなる可能性があるので、私は安易なファンドの乗り換えはお勧めしません。

※見えないコスト・・・持っているファンドに対してかかる所得税・住民税、売却して購入するまでの間に株価が変動してしまうことによる機会損失等
 
 もしマニアックな分析が好きなブロガーさんがいらっしゃいましたら、この見えないコストについて、具体的な数値をもういて考察されたほうが、独自性があり全員に役立つと思います。

 いかがでしょうか?マニアックなインデックスブロガーさんへの提案です。