化けの皮が剝がれ始めたにわか投資家たち

 今年に入り、仮想通貨やシェアハウス投資で騒動がありました。それに続いて株式市場もにわかにざわついてきました。ドヤ顔をしていた投資ブロガーの一部では早くも泣きが入りつつあるようです。SNSなどで投資成果を自慢していた人たちの多くはしょせん意識高い系の「なんちゃって投資家」だったということでしょうか。

 

 世界的に見ればまだ超低金利状態ですし、経済も好調です。本来であれば今起きている環境変化(株価下落、融資条件の厳格化など)なんて、変化とすら呼べない誤差の範囲なのですが、この程度のことに耐えられない投資ブロガーのみなさんは、私に言わせれば身の程を知らずに過剰なリスクをとっていただけの投機家です。(上から目線ですみません)

 

 株式にしても不動産にしても、最初から長期投資をするつもりで所有し、かつ日常生活に影響を及ぼさないようにキャッシュフローを管理していれば、この程度の価格変動や融資条件の変化にうろたえる必要など全くないはずです。

 今騒いでいる人は、結局、短期間に追う儲けしてやろうという野心家とそれに焚きつけられ尻に火が付いたカモだけだと思います。今年こそはそんな連中が駆逐され、正しい投資を啓発するブロガーに注目が集まってほしいものだと思います。

 

  ここ数年、投資をしない人間を見下してきたような連中(投資ブロガー)は、ぜひ末路をブログに記録してもらいたいものです。どんな結末を迎えようと自分のケツを自分で拭くのが投資の鉄則ですからね。

  振り返れば、ITバブルの時も、ライブドアショックリーマンショックの直前もにわか投資家のブログが増殖し、多くの読者を獲得しました。でも相場がひと山越えた数年後にはみなひっそりと消えてしまいました。

 自分が取っているリスクの大きさを理解できず、単なる運を実力と勘違いした人たちの行く末は、健全な投資家にとって最大の反面教師となるはずです。仮にもブロガーを名乗って名刺をばらまいているような人はそのくらいの責任を果たしてください。

 

 一方で、このような状態になって俄然元気になってきたのが、インデックス投資家たち。彼らのブログを見ているとやっと買い場が来たと喜んでいる人が多いようです。彼らの投資方法が唯一の正解とは決して思いませんが、リスクをコントロールし目先のことにうろたえずに20年、30年という長期視点で物事を判断し、目先の相場など気にせず泰然とした態度をとるところは見習いたいものです。 

 

 まあ、投資ブロガーが涙目になる程度の話であれば目くじらを立てるような話ではないのですが、化けの皮がはがれ尻に火が付きつつある投資ブロガーや不動産屋、食い扶持がなくなる気配を感じ取ったセミナー屋が必死になって「東京の不動産だけは大丈夫」「年末に株価は25000円に回復」などと売り込んでいるようですので、くれぐれもご注意ください。

 相場がどうなるかはだれにもわかりませんが、今までのようにサルでも儲かる幸せな時代が終わったことだけは確かです。焦って売る必要もありませんが、焦って買ってもいけません。自分のリスク許容度をしっかりと見極め、最善のタイミングを待つという姿勢が吉ではないでしょうか。

 

 私も「その時」が訪れるのをじっと待ちたいと思います。