健康食品を買う人は貧乏になれる

今日も不適切なブログになりそうな予感です。

 

 結論をはっきり言ってしまうと健康食品ビジネスってとても不健康です(なんか矛盾していますね)。相変わらず業界自体がとっても不健康(不健康)ですし、さらには消費者の財布までも不健康にします。人の不安心理をついて儲るという意味では、合法的霊感商法のようにすら見えてきます。それが言い過ぎなら情弱ビジネスとしておきましょうか。

 

 身もふたもない話ですが、健康食品には効果効能はありません(効果効能のあるものは「医薬品」ですから)。最近もグルコサミンに効果はなかったとか、水素水の販売会社に対し消費者庁が優良誤認をあたえると措置命令を下しました。

 さらに酷いものもあります。過去には、がんに効くはずのアガリクスに発がん促進作用があるなんてこともありました。ここまでくるとシャレにもなりません。

厚生労働省:アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品に関するQ&A

 

 もちろん人間が摂取するあらゆる食品に必ず何らかの作用はあります。でもそれって「みかんを食べれば風邪を引きにくくなる」程度の話です。その程度の効果のために、月に数千円もする健康食品を買う何て馬鹿げています。

 「いや、私には効果があった」という反論もあるでしょうが、それはプラセボ効果(気持ちの問題)か、たまたまその食品が自分の体質に合っていたか、気づいていない他の原因があったかのどれかです。

 だから、本当に効果があると信じている信者は飲んでもいいでしょうが、それ以外の人は金をドブに捨てるようなものですから止めておいたほうが良いと思います。お金の無駄遣いです。

 

 ところでなぜ健康食品は月に3000~5000円なのでしょうか。買う側が健康のためにはこれくらい仕方ないと諦める上限です。一日ワンコイン~ペット飲料一本程度であれば、「健康のため」という大義のために、何も疑わずに財布のひもを緩めてくれることをメーカーが知っているからです。

 

 話は変わりますが、健康食品の原材料費がどれくらいかご存知ですか。モノによって大きく違うそうですが、たったの数%から20%程度なんだそうです。これに工場の設備費や外注費などが加わりますが、製造原価ベースでも売価の10%~30%程度とのこと。

 

 私は関係者ではありませんから正確な原価は知りません。でも、原料の値段なんてネットで調べれば簡単にわかりますし、友人が社内販売で定価の80%引きで買った自社商品を定価の半額で売りさばいて懲戒処分に遭いましたし、加工機械のメーカーの人から「健康食品なんて粉を固めてポン、だから楽勝」なんて話を聞いているので加工費も安い、つまり原価は本当に安いのです。

 昔、「バファリンの半分はやさしさでできています」というコピーがありますが「健康食品の大半は広告費と販促費とメーカーの利益でできています」と言ってもいいでしょう。

 

 健康食品だけではありません。なんちゃらダイエットやほにゃらら健康法の類も同じです。こんなものにお金をかけているような人たちはいつまでたってもお金に困るでしょう(こういう人に限って給料が少ないとか、年金が少ないと他人の責任にします)。

 

 最後に、これだけは忘れないでください。一日たった150円(ペットボトル1本)でも一年で55000円弱です。20年のみ続ければ100万円を超えます。これを無駄遣いと言わず何というのでしょうか。こんなことをしていたらもれなく貧乏人の仲間入りができると私は思います。