マスコミに洗脳され不幸になる若者たち

 

 朝日新聞に掲載された大学生の投稿が一部で話題になっています。彼がどうしてこのような考えを持つに至ったのかはわかりませんが、マスコミから年金不安などネガティブな情報ばかりを刷りこまれて被害者意識を持ってしまったのかもしれません。

 

 彼は「若者の●●離れ」ではなく「お金の若者離れ」だと言います。また「メディアはその原因を若者の意識の低下のせいだと指摘しているが、果たして本当にそうなのだろうか。」と疑問を呈し、「私たちに支払われるかどうかわからない年金のことを考え、貯金に回す分を含めると、思うように使えるお金はほとんど手元に残らないのではないだろうか。」という主張しています。

 彼の主張に対して高須先生がツイッターで「あまってれるな若者!」とコメントしたようですが、これでは世代間断絶に拍車をかけるだけで逆効果です。かなり筋の悪い反論といえるでしょう。

 

 氷河期世代から言わせれば今の20代前半は売り手市場で恵まれていると思うでしょうし、逃げ切り世代と目されているバブル世代ですら団塊世代のせいでポストに就けないうちに50代に突入しリストラの嵐に巻き込まれた自分たちは被害者だというでしょう。また団塊世代ですら今の若い人間に比べればはるかにブラックな労働環境で働き続けたのにこれっぽっちの年金しかもらっていないと嘆いているはずです。

 結局、恵まれているか、いないかに関係なく「隣の芝は青く見え、自分たちは誰かのせいで損をしている」と考えてしまうものなのです。

 

 ただ、こう言った考え方にどっぷりとつかってしまうと負のスパイラルに陥り、ますます自分の首を絞めてしまうものです。被害者意識に染まると頑張ることを諦めてしまう人は自分で道を切り開くチャンスを逃してしまいますし、逆に一発逆転を狙う人たちは意識高い系ビジネスや金融・不動産屋の餌食になることでしょう。また、エセリベラルに取り込まれ妙な市民活動を始めてしまっては人生を棒に振るようなになりかねません。

 

 マスコミの政治や年金などのネガティブキャンペーンのせいで、昔よりも負のスパイラルに陥っている人が増えているように思えます。彼らは、声を大きくして自分の仲間を増やそうと布教活動しますから、若者から年寄りまでどんどん仲間を増やしています。

 ところがとても皮肉なことに、諦める人が増えたおかげでチャンスが特定の人に集まりやすくなっているます。だから耳触りがよく、自分を正当化できる「だれだれのせいで・・」という悪魔のささやきには惑わされずに、チャンスを生かそうと頑張っている仲間を見つけ出して欲しいと思います。

 

 チャンスを生かして成功した人たちは妬みを恐れて表には出てくるようなことはせず、同じ立場の人たち同士でネットワークを築いています。彼らは儲けのテクニックを紹介するセミナーや勉強会には顔を出しません。でも100万人都市であれば、株式投資であれ不動産投資であれ、きっと良質なネットワークが存在するはずです。情報網を駆使して、見つけ出してください。

 

 若い人たちには圧倒的に長い時間があり、柔軟な考え方ができる脳があります。彼らがつまらぬ大人とマスコミのゴミ情報のせいで不幸になることほど残念なことはありません。もし、自分の身の周りにそんな若者を見かけたら、不幸で残念な大人にだけは近づいてはいけないと教えてあげてください。