【注意】「キャッシュフローゲーム」に参加する投資初心者の方へ

 全国で毎月数多くの「キャッシュフローゲームの会」が開催されています。この会はロバート・キヨサキ氏が作成したボードゲームを楽しみながら、お金の知識を学ぼうという趣旨で運営されています。

  私も何カ所か参加しましたがいろいろと思うところがあるので、これから参加しようかと考えている方に向けて、気をつけるべきことを書いておきたいと思います。

 

1.主催者の情報や参加者の声を事前に調べる

 こくちーずなどで探すことが多いと思いますが、どの会に参加するかが一番重要です。

 参加しようと思う会を見つけたらまずは主催者の情報をかき集めてください。会のホームページや参加した人のブログ、ネット掲示板の噂だけではなく、主催している会社の事業内容や主催者の経歴もよく調べておいた方が良いと思います。そこで何かうさん臭さを感じたら参加しないことをお勧めします。

 一部の会では、投資用不動産やネットワークビジネスの勧誘を目的にしているようです。私はそこまで悪質な会には出会っていませんが、ゲーム後の懇親会の時に参加者からしつこく不動産投資の勧誘を受けたことはあります。

 

2.個人情報は明かさない

 私の場合、名前はハンドル名、住所は町名まで、メールアドレスは専用の捨てアドを使います。携帯電話だけは本物ですが、万一、悪用されたらいつでも解約できる格安SIMのものです。このくらい慎重に。

 またゲーム中やゲーム後の懇親会などでは、いろいろ質問されますが、具体的なことを言わずに「自営業です」とだけ答え、お茶を濁しています。常識のある人ならそれ以上ツッコんで聞いてはきません。   

 どうしても連絡先を交換したいこともあるかもしれませんから事前に捨てアドを作っておくのも一つの方法です。

 

3.ゲームに参加する目的を忘れない 

 ゲームを楽しみたいだけなのか、金融リテラシーを高めたいのか、投資の話ができる仲間を増やしたいのか、それでゲームに参加するスタンスも変わります。

 ゲームを楽しむことが目的なら深く考えずに楽しく遊んでください。このゲームは「人生ゲーム」の大人版みたいなものですから。

 リテラシーを高めたいなら、ゲームに積極的に参加し知ったかぶりしたり遠慮することなく、知らないことやわからないことをどんどん質問してください。都度、ゲームの進行を止めることになりますが、まともな会では逆にそれを歓迎してくれるはずです。あなたの質問に徹底的に答えてくれる会は良い会です。

 投資仲間を増やしたいなら、ゲーム終了後の振り返りや、二次会のときに積極的に声を掛けましょう。よい会に参加すれば一人か二人は気の合う仲間が見つかるはずです。

 儲かりそうな話を聞くこともあるかもしれませんが、参加する目的を忘れなければうかつに騙されることもないでしょう。

  

4.ビジネスや投資話は真に受けない

 私は、若くしてベンチャーで成功した人や投資で成功してすでにリタイアしている人、一人で100室以上所有しているメガ大家、ネットビジネスで成功した人やユーチューバーさんなどと出会いました。

 彼らの話はとてもおもしろく知的好奇心を刺激してくれますから、つい気を許してしまいそうになります。でも、世の中にはあなたの財布を狙っている人も少なくないことを忘れずに、初めて会う人の話は真に受けないことが大切です。

 それでも気になるのであれば、自宅に戻ってからゆっくりとその人のことをネットで調べてください。彼が"本物"であれば次に会った時に質問攻めにすればいいでしょう。


 「キャッシュフローゲームの会」はリスクもありますが、中には良心的な会も存在します。うまくいけば、仲間を見つけられますし、資産運用に関するメンターに出会えるかもしれません。また、会社勤めだと絶対に知り合うことがなかったであろう、いろいろな人の話を聞くこともできます。気づきが得られたり、知識が増えたり、視野を広げることもできるかもしれません。だから興味のある人は健全な警戒心を持ちつつさんかしてみるのもよいと思います。