ブラックカードを自慢する人はキャバクラ狂いのオヤジと同じ?

 今日も偏見に満ち満ちた内容になってしまいそうです。

 

 アゴラの中でプレミアムカードをめぐる対照的な記事を見かけました。われらが内藤忍先生は「クレジットカードにも「価値>価格」の発想が必要だ」と主張し、プレミアムカード自慢を展開しています。

 今まで使っていた年会費無料のカードをすべて廃止して、年会費よりもメリットのあるカードであれば高い年会費のものの積極的に活用するようにしたことです。(略)最近作ったダイナースプレミアム、アメリカンエキスプレスSPG、そしてアメリカンエキスプレスのビジネスゴールドですが、ダイナースプレミアムは年会費が何と13万円(税別)。他のカードも3万円(税別)と決して安くはありません。

 一方で弁護士の荘司雅彦氏は同じくアゴラに「マネー教育としてのカードリテラシーを磨く!」という記事を投稿しています。

最後まで残ったアメックスカードを解約し、私が持っているすべてのカードを「会費無料」にした。(略)ポイントリターンのメリットはそれなりにあったが、10万円近くの会費を払うのがバカバカしくなり、さっさと最低ランクのグリーンカードに変更した。カード会社の担当者からは「せっかくのプラチナを…」と引き留められたが、私には高額な会費を払ってカードで見栄を張る趣味はなかった。

 

 対照的でおもしろいですね。またコラムニストの尾藤克之も「ブラックカードのメリットとはなにか?」の中で

記事を投稿した方はすでに事業家としてかなりの成功を収めている。その方の情報によれば、いまだに、プレミアムカードは富裕層に人気があるらしい。

と内藤氏の記事を念頭に

しかし、ブラックカードであってもカードに過ぎない。所持することで財力や信用力を担保したり規定することはできない。 

皮肉を述べられています。

 

 両論を呼んだ私の結論は簡単です。高い会費を払ってでもチヤホヤされたり自慢したい人にはプラチナカードやブラックカードがふさわしいし、お世辞や見栄はいらないから堅実にお金を管理したい人には無料のカードが向いているという話です。

 

 話は変わりますが、身の回りに一人か二人、キャバクラ通いしているおじさんはいませんか?本人は数千~数万円で若い子から褒められおだられ、この子は俺に気があるかもととんでもない誤解をしては、せっせと店にかよい自らカモになっています。傍から見ると痛々しい限りです。

 私に言わせればカードを自慢する人って同じに見えるんです。「あなただけに特別なサービスを」とか言われ、誕生日にプレゼントをもらっては有頂天になって、知らないうちにカードで無駄な買い物したり高額な年会費払ってカモになっているわけですから。根は同じです。

 

 一つ付け加えておきますと、プレミアムカードを持つ必要がある人、持つにふさわしい人も少数ながら世の中にはいらっしゃいます。

 でも私の知る限り、持つにふさわしい方の中にはカードを持っていることを自慢する人や他人に勧める人は一人もいませんでした。ましてやブログに書くなんて・・・

 持つにふさわしいステータスの方は、目立たないようにスマートにお使いになっています。知り合いの飲食店のオーナーも上場企業のトップの方も同じようなことをおっしゃってました。スマートな使い方をできるか、自慢したくて仕方ないかで品格の違いが明らかになるのです。だから私は荘司氏の考え方に共感を覚えます。

 

 ただ、世の中にカード自慢やキャバクラ通いをしてバンバンお金を使う人がたくさんいてくれないと景気が悪くなり失業者も増えてしまいます。だからそういう人を見かけたら、心の中では冷ややかに感謝しながら、決してあんなふうになってはいけないとつぶやいています。

 

【お詫び】荘司氏と尾藤氏の記事が私の頭の中で混線していましたので、書き改めました。申し訳ありませんでした。

※特定の個人を中傷したり批判する意図は全くありません