「一万時間の法則」と「百の法則」

 「一万時間の法則」を耳にしたことがある人も多いと思います。マルコム・グラッドウェル氏が著書の中で「一万時間の法則」に触れています。どんな分野でも一万時間程度継続して取り組んだ人は、その分野のエクスパートになれるという経験則のことのようです。

 石の上にも三年(1日8時間強×3年で約1万時間)という言葉もあるくらいですし、経験則としてはある程度意味があるのかもしれませんね。
 ただし「エキスパートになれる」は言い過ぎでしょう。本当のエキスパートは才能に加えて1万時間どころか数万時間、それ以上の時間を費やしているはずですから。

 

 ただ1万時間続ければ、凡人であっても百人に一人、千人に一人程度のスキルや知識を身につけることは十分に可能です。ほとんどの国家資格も学習時間が数百時間から数千時間で取得可能ということですから、資格や仕事、新しい趣味などどんな分野でも人に胸を張って「これが得意です」といえるレベルになれるのではないでしょうか。

 


 こんなことを書くと、「そんなに時間を掛けるなんて無理」なんて声も聞こえてきそうです。でも、安心してください。百人に一人のレベルは求めないけど一定の知識や経験を積みたいというのであれば「百の法則」というものもあります。えっ?、聞いたことがない?それはそのはず、単なる私の経験則です。スミマセン。


 「百の法則」はわたしが勝手に名付けたものですが、それほどいい加減なものではないと思います。プロになるわけでもないし、生涯の趣味にするわけでもないけどちょっと詳しくなりたいというレベルを目指す方にお勧めの考え方です。それほど時間をかけずに一定のレベルに到達できるのですからある意味、コスパがよいといえるでしょう。

 

 ではどんな法則なのか、なんてことはありません。学びたい分野で百回経験を積みましょうというものです。

 例えば家を買う場合を考えましょう。マンション・アパート、新築・中古、都心・郊外、分譲・賃貸などいろいろな属性の百物件を隅々まで内覧すれば、物件の良し悪しのポイントがおぼろげながら見えてきますし、自分が一番こだわりたい部分が何かも明確になってくるはずです。

 就職するのであれば100社の面接を受ければ自分の適性や面接のコツもわかりますし、大企業のトップから中小企業のオヤジまで100人と話をすれば無能な経営者、口だけ番長くらいは見分けがつくようなります。

 さまざまな分野のセミナーに100回参加すれば「こいつはセミナー屋だ」と何となく感じるものですし、株も100社くらい売買すればクソ株かどうかくらいはわかります。夜の街で百人のお姉さんと遊べば店員の口調とパネルから地雷姫くらいは見分けがつくものですw

 

 どんな分野であれ、百回の経験を積めば十分に役立つレベルにまで到達するはずです。そのレベルに到達すれば、偽物(偽者・地雷等)をかなりの確率で分別できるようになるはずです。地雷を踏む確率は確実にゼロに近づきます。確率をゼロにすることは無理でも致命傷を負うことはなくなるでしょう。

 

 長い人生、何度か大きなミスを犯すこともあるでしょうが致命的なミスさえ避ければ何とかなるものです。このブログを読んでくださる方はお金に関心のある方が多いでしょう。詐欺や合法的詐欺に遭わないため、百の法則を利用して効率的にファイナンシャルリテラシーを高めてはいかがでしょうか。蛇足ですが、男性諸氏はお姉さんに対するリテラシー向上も忘れずに、と意味不明なことを書いて今日は終わります。