50歳の憂鬱

 現在、一週間かけて三大都市圏をツアー中です。諸般の事情により金津園や吉原などのお楽しみはありませんが、かつての同僚との飲み会に始まり、同窓会、各種セミナー&懇親会など、中身が濃く肝臓に負担のかかる毎日を過ごしております。

 

 今回も同世代(アラフィフ)の人たちとの飲み会が多いのですが、それにしてもみんな悩んでますねぇ。

 

 サラリーマンなら自分の最終ゴールが見え落胆しているところに、会社からは転籍や早期退職を勧められ、無事定年を迎えられるのか不安に駆られています。

 それでも頑張ろうと思っていても、上からは無理難題を押し付けられ、下からは「バブル世代は使えない」と酷評され、中間管理職の悲哀をたっぷりと味わう人も多いようです。

 

 さらに家庭内では、子供が一番教育費のかかる時期に差し掛かり、また老後の資金問題も話題にのぼり65歳、いや70歳まで働いてほしいと命令お願いされる始末。家族がいなければいないで、孤独と老後資金の現実を知り途方に暮れているような状態。

 

 追い打ちをかけるように、お盆に帰省すれば年老いた両親の介護問題が現実のものとなりつつあり、自分自身も持病の一つや二つ当たり前、持病がなくても更年期に差し掛かり心身の不調を感じ始めています。

 

 四方八方どこをみても不安のタネばかり、周囲に相談してもみんな同じ悩みを抱えていて、問題が解決するどころかますます不安が募るばかりようです。

 

 今から将来を心配することは、何も考えずに能天気に過ごすよりはるかにいいことだと思います。でも心配し過ぎて不安が募り、心身の不調につながってしまっては本末転倒です。 

 

 これがいいという解決策はありませんが、まずはよい相談相手を見つけることから始めましょう(決して金融機関の営業マンやセミナー屋に相談していけません)。

 肉親だと正直に言えなかったりけんかになりますし、かといって仲のいい友達なら何度も相談できるでしょうが同じ境遇の人が多いため同類相哀れむ状態に陥り、傷をなめあうだけにおわりかねません。

 

 そういうときは、しがらみがなくほどよい距離感を持った自分と異なる世界にいる人と話をするといいかもしれません。久しぶりにあった同窓生とか、一足先に退職した会社の先輩・同僚、かかりつけの医者など近すぎず離れすぎずの人がいいと思います。

 

 人間、不思議なもので、よい相談相手が見つかり話を聞いてもらえると、それだけで(たとえ何一つ問題が解決していなくても)前向きな気持ちになったり、不安が和らぐものだそうです。

 

 サラリーマンを卒業して能天気に生きているように見られる私は相談相手にうってつけらしく、最近、40~60前半の友人から頻繁にお声がかかります。

 私は一応FPですから聞かれればそれらしきアドバイスもする(もちろん無料)のですが、大半の人はアドバイスうんぬんよりも、自分の不安を親身になって聞いてくれることに満足しているようです。

 私なんぞ、人の悩みを解決してあげられる知識も経験もありませんが、こんな形でお役に立てるのであれば、これからも聞き役を続けたいと思います。

 ただ、こういっては何ですが、飲み放題3000円の安居酒屋ではなく地魚のうまい店で、おっさんおばはんではなく若いお嬢さんからの相談があるといいなと心から思います(冗談)。

 

 まとまりのない内容になってしまいましたが、最後に一言。幸せそうな人も脳天気そうな人もみんな悩みを抱えて生きています。あなただけではありません。一人で抱え込まないで相談できる人を見つけましょう。