幸運の女神は常に準備している人にのみ微笑む

 古代ローマの哲学者セネカ、細菌学者ルイ・パスツールアメリカの大統領リンカーン、発明王エジソンをはじめ多くの偉人が、「幸運の女神は常に準備している人にのみ微笑む」という意味の言葉を残しています。

 古今東西、活躍した分野が異なる人たちが、表現は異なりますがみな口をそろえて言っているわけですから、きっと真理なのでしょう。

 

 さて、最近株式市場の下落がニュースになる頻度が増えてきたように思えます。お約束どおり、証券会社の前で不安げに株価ボードを見るサラリーマンの映像や、1か月前まで世界経済に死角なしとかいっていた"評論家"が日経平均2万円割れもなどとドヤ顔で解説するシーンがニュースで流れるようになりました。

 

 まあ、まだ暴落でも何でもなくて年に1、2回は発生する健全な調整程度なのですが、これが調整で終わるのか本物の下落になるのかは予断を許しません。私は調整の後、いったん落ち着きを取り戻しそのあと本物の下落が来ると思って、心と資金の準備をしています。

 

 冷静に考えれば10年近く世界的な好況が続いたわけですから、一度好景気が終わりを迎えてもおかしくはありません。であれば、それにあわせて株価が大幅に下落(ピークから3割前後)しても何ら不思議なことではありません。むしろ当然の現象というべきでしょう。

 

 リーマンショック後に投資を始めた皆さんにとっては初めての試練になるかもしれませんが、20~30年投資を続けていく中で必ず何回か遭遇する"ありふれた出来事"ですから動揺しないで踏ん張りましょう。

 こういっては失礼ですが、定期収入のある現役世代の方であれば、過剰な投資や信用取引をしている一部の無謀な人を除くと、立ち直れないほどのダメージを受けることはないはずです。

 逆に資産が少ないうちに痛みの伴う予防接種(株の大幅な調整)を受け免疫をつけるチャンスだと思ってください。ビギナーズラックで成功し免疫がないまま数千万円の資産を築いてしまうと、いきなりリーマンショック級の下落に直面し最悪の行動(底値で売却)することになりますので、そうなる前に免疫をつけるチャンスが訪れた幸運を喜びましょう。

 きちんと免疫がつけば、これくらいの株価変動は、安く買えるチャンスだと笑えるようになりますよ。

 

 高い波に動揺し船から海に飛び込むよりも船の中にとどまる方がはるかに安全であるのと同じで、景気循環の波による下落であれば、あわてず騒がず嵐が過ぎ去るのを待てばよいのです。

 過去100年を振り返れば、世界大戦も無数の地域紛争もありました。世界恐慌石油ショックリーマンショックもありました。それでも長い目で見れば経済は成長を続け株価は上昇してきました。

 世界の人口が増え、一人一人がより良い暮らしをしたいと願う限り、技術は進歩し生活の質は向上を続けます。その結果、経済は拡大し生き残った企業は成長します。目先の数年、景気や株価が低迷するようなことがあってもきっと過去と同じように困難を乗り越えるはずです。それを信じて船に乗りつつげましょう。

 

 う~ん、今日はさわかみのおっさんが言っているような、毒のない平凡な内容になってしまった。でもたまにはまともなことも書かないと。。。ですね。