確定申告、もしかしたら裏技でメリットが!

 前回は、年末調整であなたのプライバシーがダダ漏れだということ、それを回避するために自分で確定申告をしようという話を書きました。今日はその続きです。

 

 自分で確定することは面倒です。でも退職後は自分で申告しなければなりませんし、申告をすれば税に対する知識が身に付きます。もしかしたら「裏技」でへそくりを貯め込むことができるかもしれません。

 

 別に税の知識なんていらないよ、と言う方もいるでしょう。確かにサラリーマン収入と年金だけで逃げ切れた時代はそうだったかもしれません。でも、これからは老後のために副業や不動産、投資の収入を得る人が増えるはずです。そういう人にとっては、税の仕組みを知るか知らないかで年に数万円(もしかしたら数十万円)も税金が少なくなることもあるのです。

 一日か二日かけて勉強して申告書を作成するだけで、万単位の節税できればこれほどコスパの良い"副業"はないでしょう。

 

 とくに今はネットで申告できるようになりましたし、税務署に相談に行ったり経理の人間に教わりながら手続きすれば、所得の種類が5種類も6種類もある人を除いて、それほど手間はかかりません(慣れるまでは大変ですが)。

 

 そうそう、タイトルの「裏技でメリット」の話を忘れていました。年末調整で還付が発生すれば、12月給与で調整され給与口座に振り込まれてしまいます。でも、自分で確定申告すれば還付される税を振り込む口座を指定することができるんです。

 何が言いたいかわかりますね。生活費用の口座ではなく、自分が自由に使える口座に振り込めばヘソクリにすることができるんです。もちろん、給与明細にも載りませんからバレません!(ただし還付される直前に税務署からハガキが届くのでそれを読まれてしまえばアウトです)

 

 小遣い制の方、チャレンジする価値があると思いませんか!ただし、バレたら確実にN倍返しを食らうでしょうから自己責任でお願いします。

 

(おまけ) 

 そうそう、もう時効でしょうから告白しておきます。20年ほど前のことですが、年収が高いため年末調整はなく確定申告をしないといけない取締役支社長から、確定申告書を作成しろと命令されたことがあります。

 そもそも他人の確定申告を行うことは税理士法に違反しますし、年収ン前万円ももらっておきながら税理士報酬をケチる根性が気にくわなかったので、最初は断りました。

 すると彼は私の上司のところに文句を言いに来ました。まあ「あの生意気な経理は何だ。お前の指導がなってない」みたいなことを言っていたようです。直属の上司がかわいそうだったので仕方なく私が作成することにしました。

 

 でも、頼んだ相手が悪かったですね。私が嫌なヤツの確定申告を素直にもっとも節税になる方法などは採るはずありません。もっとも税金が高くなる方法で申告書を作成してやりました(もちろん、100%合法な申告です)。

 結局、彼が退任するまでずっと私が作成しましたが、税理士報酬(年10万円くらい)をはるかに上回る金額(毎年十数万~30万円)を毎年余分に納税していただいたことは言うまでもありません。

 

 まあ、経理の人間をタダで使おうと思ったら高くつくものです。これも一種の税の知識に活用法です(笑)