お金持ちは富裕層と成金で成り立っている

 世間の一部にはお金持ち=ブラックカード所有者というイメージがあるようです。私は、ブラックカードやプラチナカードというのは一部成金の方が見栄を張り承認欲求を満たすために所有するものと思っています。

 

 午堂登紀雄という人が書いたブラックカードについての記事が昨日あちこちに転載されていましたので、これを今日のネタにしたいと思います。

 

 私は彼のことを好きではありませんが、この記事に関してはまともなことを書いていると思いました。

 私の知る限り、ブラックカードは皆無、プラチナを持っている人もごく少数で、ゴールドカードがほとんどです。それは私の交友関係の狭さに起因するだけかもしれませんが、そもそもお金持ちの多くは必要なものにはドカッとお金を使う一方、不要だと判断したらビタ1文も払わない傾向があります。

 私もそのとおりだと思います。

 ビル・ゲイツ氏が持っているのはアメックスの一般カードだという話を聞いたことがあります。

 残念ながらウラが取れませんでしたが、可能性としては十分に考えられます。世界有数の資産家であるウォーレン・バフェット氏もブラックカードを所有していないそうですから、本物の資産家はカードなんかで承認欲求を満たす必要もないのでしょう。

 

 一方、見栄っ張りで承認欲求全開な方たちもいらっしゃいます。

あるクレジットカードが発行するプレミアムカードのインビテーション(招待状)を手に入れることができました(写真)。 

こちらのインビテーションは、一般にはまったく募集をしておらず、クレジットカード会社の専任の担当者から直接受け取る仕組みになっています。

 なんだか一文字一文字から「私は特別なんです。すごいでしょ」感があふれてます。カード一枚あげればよろこんで宣伝をしてくれるのですから、カード会社にとってもありがたい存在でしょうね。

 

 この二つの記事を読むと、いわゆるお金持ちという人は、富裕層と成金層に大きく分けられるように思います

 

 富裕層と呼ばれる方は、お金の使い方が実にシビアです。著名な方の不動産セミナーに参加すると、いったい何億(何十億?)資産持ってるんですかという人もいらっしゃるのですが、懇親会でお話を聞くと実に堅実。

 服装も地味ですし、性格も謙虚です。事業や投資で成功してもそれは運や人脈に恵まれたおかげだと感謝の気持ちを忘れていらっしゃいません。まさに「実ほど首を垂れる稲穂かな」という感じです。

 

 一方で成金層の人たちは、SNS上でセレブな生活や人脈を自慢したがりますし、ブランド物のスーツや時計などを身につけ、さりげなく(ないけどw)マウントしたがりますよね。しかもなぜか高級ワインが大好きだったり、頼んでもいないのに名刺をくれたりします。

 名刺をもらったので仕方なく話に付き合うと「君たち、僕らみたいな生活したくない?」「いい投資方法があるから教えてあげようか」みたいな上から目線で話をしてくることも多くげんなりします。

 

 もちろん、成金が悪いとは思っていませんし、批判するつもりもありません。ましてや個人批判するつもりは全くありません(ただ残念な人だなうと同情するだけです)。

 

 以前、お金は自分の器以上には貯められないということを書きましたが、この器にはファイナンシャルリテラシーや投資スキルだけではなく、人間としての品格のようなものが含まれるでしょう。むしろ後者の方が重要なのでしょう。

 

 対照的な記事を読み、成金のみなさまをよき反面教師として自分の器を大きくしなければと思うところです。