札幌ボンベ爆発事件と不動産屋のぼったくり

 昨日の札幌ガス爆発事件はマスコミでもトップ級の扱いでしたから目にした方も多いでしょう。それにしても、あれだけの爆発で死者が出なかったことは奇跡的ですね。不幸中の幸いとはこのことでしょう。

 

 当初、居酒屋での爆発事故とみられていましたが、昨日の昼前になって不動産会社が原因だと報じられると、不動産界隈のみなさまが一斉に「ああ、アレが原因か」と反応し始めました。

 

 アレとは入居・退去時に請求される「消毒代」「消臭代」と呼ばれるものです。私は諸般の事情により賃貸で10回ほど住み替えましたが、何度か請求されたことがあります。

 

 エ●ブルあたりだと入居時のオプションでしたので「そんなもの要らない」と一蹴していましたが、「みんなされてますよ~」としつこく勧められた記憶があります。確か当時は1万円程度だったと思います。

 地場業者だとかは「これは必須です。大家からの指定なので」と平気でうそをついてきました。「じゃあ、ここで大家に電話してください。直接交渉しますから」といって撃退しましたけど。それが面倒なら「結構です。よそで探します」といって店を出てください。

 

 私は、業者に1~2時間の作業をさせて料金の半分くらいハネているんだろうと思っていたのですが、甘かったようですね。まさか、担当者が数百円のスプレーでシューってするだけで1~2万円もぼったくっていたとは夢にも思いませんでした。私もまだまだ甘ちゃんでしたね。もっと性悪説に磨きを掛けなければということを思い知らされました。

 

 消毒代の一件、引っ越し前後は忙しいので面倒なことは業者に任せた方が楽という心理と借主の無知に付け込んだ酷いビジネスですが、何も特定の業者に限った話ではありません。

 大手から地場に至るまで程度の差はあれやっています。消毒代に限らず、火災保険、24時間緊急対応サービス、原状復帰、退去時クリーニング代等、賃貸から入居、退去まであらゆる段階で同じようにぼったくりの罠が仕掛けられています。

 

 平成ももうすぐ終わろうというのに、不動産業界というのは相変らず、情報弱者からは徹底的にぼったくるという昭和なビジネスから卒業できていないのです。

 今回の爆発事件をきっかけに、不動産業者の悪質な情弱ビジネスが白日の下にさらされ、少しでもクリーンな業界になってくれることを望みます。また、多くの借主も賢くなって自衛策を講じるようになってほしいものです。

 

 家を借りるときや買う時には、相手のいうことを鵜呑みにせずきちんと調べてから契約しお金を払うようになってください。

 長く賃貸生活を続けたり、家を購入し、何度か引っ越しをすれば、生涯合計で数十万~100万円ぼったくられていることも珍しくないことをお忘れなく。

 

 

  最後にちょっとして自己防衛策を。

 上場企業傘下やそのフランチャイズの仲介が相手である場合、面倒くさいことや納得のいかないことをしつこく言われたら「御社はそんなやり方をされるんですか。私、御社の株主なんですれど・・・」といえば、見事に手のひらを返しますwww

 また、業者とのやり取りはメールで残すとかこっそりと録音しておくことをお勧めします。あとで難癖をつけられても、「この前の会話の録音を聞き返したんだけど・・・」っていえば、こちらに非がなければこちらの言い分は確実に通ります。

 だって、ほとんどの担当者は適当な説明したりウソをつくのが常ですから、証拠があるといわれるとおとなしくなるものです(ただし逆ギレされる可能性もゼロではないのであくまで自己責任でお願いします)。

 

 もちろん真面目で善良な不動産屋さんもたくさんいらっしゃいますが感覚的には十人に一人もいませんので、自衛するしかないでしょう。