あなたが老後破綻するかどうかを簡単に見分ける方法

 相変わらず「年金2000万円不足問題」が話題になっています。一昨日あたりまでは政府批判と年金不安をあおる情報ばかり垂れ流していた野党やマスコミが、昨日あたりからこっそりと軌道修正し始めているのには呆れるばかりです。(日経新聞の社説「資産形成のすすめ」から政府は逃げるな

 

 それはそうでしょう。確かに「高齢夫婦無職世帯の平均的な姿で見ると、毎月5万円程度を保有資産から取り崩しており・・」とは書かれていますが、よく読めばまったく役に立たない「平均値」を使用していることは明らかです。(この点については報告書に明らかな落ち度があり)。

 ただ、きちんと「人によって状況が異なる」と断りがついていますし、さらに前後を読めば、ライフプランの必要性や世代別に重点的に取り組むべき課題、信頼できる金融機関を選ぶことの大切さ、金融機関に対しては顧客本位の取り組みの必要性など、よいことがたくさん書かれています。月5万円なんて話は、枝葉末節どころか重箱の隅の米粒以下の話です。

 

 この報告書のごく一部の数字を切り取ったうえで試算し「金融庁が年金2000万円不足・・」と刺激的なタイトルをつけて、情弱な庶民を煽る野党政治家やマスコミこそが諸悪の根源です。

 公平を期すために指摘しておきますと、全国民が読むべき、いや義務教育で教えるべきと思われる貴重な報告書を「なかったもの」にしようとする自民党も同罪と言わざるを得ません。

 

  そんな「年金2000万円問題」に対していいたいことは山のようにありますが、それは今後少しずつ書いていくことにします。

 

 さて、今日のテーマは「あなたが老後破綻するかどうかを簡単に見分ける方法」としましたが、結論を書いておきます。

 

 ここ数日の自分のTLを確認してください。今日の時点で、まだ政府・金融庁を批判する意見ばかりが流れてくる人は、高い確率で金融庁の試算以上に大変な老後(≒老後破綻)を迎えることでしょう。

 

 もし、野党やマスコミ、それに同調・便乗するような情報が8割以上だったひとは間違いなく、今のままでは不幸な将来を迎えることでしょう。

 なぜなら、既にあなたは情弱や詐欺師、仲間を増やしたい不幸な人々に知らないうちに囲い込まれている可能性が高いからです。

 

 人間だれしも自分に都合の良い情報ばかり欲しがり、不都合なものは見なかったことにするものです。だからTLには自ずと自分に都合の良い情報ばかりが表示されるようになります。ネットの世界では「類は友を呼ぶ」傾向がより顕著に表れるものです

 偏った情報ばかりを目にして、間違った行動を起こすと確実に不幸な状況に陥ることになるでしょう。

 

 そうならないためには、情報収集の方法を抜本的に見直さなければなりません。6対4でも3対7でもいいので、良質な賛否両論がTLに流れてくるようになるよう努力することこそが、年金2000万円問題に対するいますぐにできる最善の対策です。(まあ、この事実を知ってほしい人に限って、この文を目にすることはないのでしょうが)

 

 金融庁の報告書はこちら。バカな政治家が騒いでせっかくの報告書が削除される前にダウンロードし、一読することをお勧めします。

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf