持ち合い大好き企業の株は売ってしまえ!

  本日の日経新聞に「<27兆円の行方>(上)持ち合い株、見えぬ意義」という記事が載っています。

 

 ちょうどコーポレートガバナンスに関する本を読んだところだったので、日本の優良企業、大企業と呼ばれる会社が、如何にダメな存在なのかが手に取るようにわかりました。

 今年から持ち合い株については有価証券報告書に理由を記載することになったのですが、ここに出ている会社は次のように記載しているそうです。

 

各社の有報には保有する理由を「営業政策等の取引関係の維持と強化」(凸版)、「営業取引の関係強化」(大日印)、「企業価値向上のための事業関係及び取引関係の維持強化」(日清食品ホールディングス)など、すべての銘柄に同じ記載をするなど、お互いにどのような取引があるのかすらわからない開示がほとんどだ。

 

 株主を舐め切ってますね。株主にならないと取引が強化できないなんて、絶対にウソです。もしウソでないとすると、自社の商品やサービスに競争力や魅力がないことを、経営者が自ら認めることになりませんか?

 

 そんな白々しいウソを並べるくらいなら「口うるさい株主を排除し、経営者の保身のために株を持ち合います」と正々堂々宣言してもらいたいものです。

 

 

 こういうバカな企業や経営者に付ける薬はあるんでしょうか?一つ思いつきました。

 日銀とGPIF、機関投資家のみなさまにおかれましては、こういった会社の役員選任に反対票を投じていただき、それでも考えを改めないゴミクズ会社があれば、株式はすべて売却していただきたいと思います。

 

 そうすれば株価が暴落し、彼らが忌み嫌うハゲタカ投資家が集まってくることでしょう。それくらいのショックを与えれば目が覚めるかもしれません。

 それでも変われない企業は、コーポレートガバナンス・コードを無視し、株主を冒涜しているわけですから、市場から退場してもらえばいいのです。

 

 

 「持ち合い大好き企業」を眺めていると、歴史ある大企業、横並び志向、低成長、株主還元に消極的、安定志向といった会社が多いように思えます(投資家にとってのネガティブワードばかりですね)。

 成長戦略だ、株主重視だと口では言いながら心の中では、現状維持が一番でリスクを取るなんて大嫌い、会社は経営者のもの、自分が役員の間は大過なく過ごして退職金をたんまりともらいたい、と思っているんでしょうね。

 

 

 こういった会社を除外したインデックスファンドでも組成して長期間保有することができれば、日経平均を大きく上回る成績を上げられるんじゃないかなと真剣に思います。

 ちなみに、私が所有している株には「持ち合い大好き企業」は1社しかありません。そして日経平均株価よりはかなり良い成績を上げています。

 

 企業を生かすも殺すも、投資家が報われるかどうかも、経営者次第です。