田舎暮らしを考えるなら、気にかけた方がいいこと

 もちろん、住民の不安もわかりますし、要望するのも自由なので、別にいいんですが、それを全国記事にしてyahooニュースをはじめとする各社ニュースサイトにまで転載する必要があるんでしょうか?

 

  くわえて気持ちの悪いのが、ヤフー欄のコメント。一地方の出店問題にもかかわらず数千件ものコメントがついており、しかも内容がよく似たネガティブなものばかり。

 何か意図を感じますねぇ。純粋な住民運動とはとても思えません。

 

 自分たちだけが良ければいい既得権益者のみなさんですか?、それとも自己顕示欲を満たすためになんでも反対運動を始めるプロ市民の方でしょうか?ご苦労なことです。

 

 記事を読むと、そもそも反対の理由が理由になっていません。

住民から朝の通学時間や深夜に交通量が増えることや、深夜まで若者が店に集まることなどを心配する声が上がったため

 通学時間や深夜は閉店しているのになぜ交通量が増えるのでしょうか?納品車は増えますがそれならコンビニでもスーパーでもファミレスでも同じですよね。

 営業していれば深夜に若者も来るでしょう。でもドンキができたからお行儀の悪い若者が湧いて出るわけではありません。今でもどこかでたむろってますよね。

 

 このエリアにもコンビニやファミレス、ドラッグストアにスーパー、24時間営業や0時まで営業する店はいくらでも存在するはずですが、他所には同じ申し入れはしないんでしようか?これって、特定企業を狙った営業妨害活動ではないですか?

 

 結局、よそ者には難癖をつけて排除する田舎の理論そのものにしか思えません。こんなことをばかりしているから、新しい仕事は増えないし、地元で生まれ育った若者も面倒くささを嫌がって東京に出て行ってしまうんじゃないでしょうか。

 

 

 で、この話がなぜ「田舎暮らしを考えるなら・・・」とタイトルになるかということですが、見知らぬ田舎に移住したらこの類の話に巻き込まれる可能性が少なくないからです。

 

 誰々へのあいさつがなかった、暗黙のルールを守らなかったなどの理由で、トラブったり難癖をつけられたりすることは珍しくありません。

 うまく溶け込んだら溶け込んだで、さまざまな面倒な活動への同調を求められます。それに、変化を受け入れず現状維持しか考えられない人が地域の運営に発言権を持っているのであれば、その地域は確実に現状維持が続き、人口の減少に高齢化の進展、最終的には限界集落化が避けられないでしょう。

 そんなところに終の棲家を求めて移住してしまっては大変です。

 

 見知らぬ場所への移住はうまくいけば刺激に満ちて楽しいものですが、失敗すれば精神的にも金銭的にも厳しいですし、なにより一番大切な時間を浪費してしまいます。

 

 リタイアして移住したいと考える方は、自分に覚悟や適性があるか、自分を受け入れてくれる風土があるか、長期にわたって町が維持されそうかを事前にリサーチして、リスクをよく見極めたうえで行動に移した方がいいと思います。

 地元出身者を見つけ出し悪い話を全て聞き出すとか、移住先の地方紙を数何年分めくって地元のトラブルを確認するくらいの手間はかけてもいいのではないでしょうか。

 

 ライフスタイル系雑誌や「人生の楽園」に感化されて安易な行動をとることだけは避けましょう。

 

 話は戻りますが、私はドンキを擁護する気は1ミリもありません。ただ、こんな反対運動を何百回も無視乗り越えてきたドンキさまには、何の役にも立たないと思います。

 20年前、私が借りていた家の近くでもドンキに対する反対運動がありました。何か月も住民が店の前に立ちプラカードを立てて24時間営業に反対していましたが、23時59分に閉店し0時に開店する(つまり23時間59分営業)ことで、乗り越えちゃいましたから。